
ゴルフのヘッドスピードを上げる筋トレ4選|飛距離を伸ばす最短トレーニング法
「ヘッドスピードが上がらない」「ドライバーの飛距離が頭打ち」そんな悩みを解決するカギは、正しい筋トレにあります。
ヘッドスピードを上げるには、フォームの改良だけでなく、下半身・体幹・柔軟性の“出力の土台”を鍛えることが欠かせません。
この記事では、理学療法士監修のもと、ゴルフでヘッドスピードを上げるための筋トレメニューを紹介します。
なぜ筋トレでヘッドスピードが上がるのか
ヘッドスピードを上げるには、次の3つの動作要素がスムーズに連動することが重要です。
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下半身の地面反力 … 地面を押す力でスイングを始動
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体幹の安定 … 軸をブレさせずに回転エネルギーを伝える
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上半身の回旋力 … クラブを加速させ、インパクトまでの速度を上げる
筋力と柔軟性を同時に高めることで、
力を逃さずにヘッドまで伝える“効率的なスイング”が可能になります。
ゴルフのヘッドスピードを上げる筋トレ4選
ここで紹介する4つのトレーニングは、
プロ選手や競技ゴルファーも実践している、飛距離アップ直結のメニューです。
① 片足デッドリフト(ダンベル)
鍛える部位: 大殿筋・中殿筋・ハムストリングス(お尻・もも裏)
効果: 下半身の出力・バランス力・スイング安定性の強化
やり方
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ダンベルを持ち、反対の足で片足立ちになります。
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背中をまっすぐ保ったまま、ダンベルを膝の高さまで下ろします。
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お尻の筋肉を使って、元の姿勢に戻ります。
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足首ではなく股関節でバランスを取る意識を。
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お尻の力で動作をコントロールする。

② ロシアンツイスト
鍛える部位: 外腹斜筋・内腹斜筋(お腹)
効果: 体幹の回旋力強化・ウエストの引き締め
やり方
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仰向けで両膝を曲げて足を浮かせます。
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ダンベルまたはメディシンボールを両手で持ち、背中を少し浮かせる。
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肘を伸ばしたまま、ダンベルを左右にゆっくり振ります。
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腹斜筋の“ねじれ”を感じながら、反動を使わずに動作。
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呼吸を止めない。

ジャンプスクワット
鍛える部位: 大腿四頭筋・大殿筋(前もも・お尻)
効果: 瞬発力とジャンプ力の向上、地面反力の強化
やり方
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足を肩幅に開き、背筋を伸ばして立つ。
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膝を曲げてしゃがみ込み、地面を押すようにジャンプ。
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着地後すぐに次の動作へ。
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背中を丸めず、真下に沈み込むイメージで。
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反動を使わず、足裏全体で地面を押す。

④ ハングクリーン
鍛える部位: 大殿筋・ハムストリングス・脊柱起立筋(お尻・もも裏・背中)
効果: 爆発的出力の強化、地面反力をヘッドへ伝える力の向上
やり方
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肩幅でバーを持ち、胸を張る。
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バーを膝の高さまで下ろし、上半身を勢いよく起こす。
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その反動でバーを浮かせ、胸の位置でキャッチ。
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お尻の力を使い、腕で持ち上げない。
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動作は「速く・正確に・一気に」。

自宅でもできるヘッドスピード向上トレーニング
時間がない方は、次の自重トレーニングもおすすめです。
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プランク:体幹の安定性を高める。
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ヒップリフト:骨盤の安定性と下半身出力の基礎を作る。
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胸椎ツイストストレッチ:上半身の可動域を広げる。
継続することで、スイングのブレが減り、再現性の高いスイングが身につきます。
トレーニング頻度と効果の目安

監修
FAbトレーニング監修チーム
理学療法士/JATI-ATI(トレーニング指導者)/健康運動実践指導者
累計5万回以上のパーソナルトレーニング実績
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